ロンドンのウエストミンスター寺院で、ウィリアム王子とケイティの結婚式が厳かに、そして華やかに行われました。
ケイトはこれまでと変わらず自然体で落ち着いていて和やかで、2人の様子を見ていても、なんとも言えず安心感がありました。

時が流れるのは本当に早いものです。
王子の母親であるダイアナ元妃な亡くなったとき私はロンドンに住んでいました。
まだ大学に入学する前で、英語の家庭教師をしてくれていたイギリス人女性が翌日のレッスンのとき、号泣していたのを昨日のことのように思い出します。
国民に心から愛されていたプリンセスでした。
ダイアナ元妃の葬儀の際は、今回の結婚式と同様、ハイドパークに大きなモニターが設置されパブリックビューイングが行われました。
日本に住んでいたときから大ファンだった私も、プリンセスのあまりに早く訪れてしまった最期をハイドパークから見送りました。
あれから14年。。
両親の離婚、母親の死、父親の再婚を経験したウィリアム王子。決してシンプルだったとは言えない彼の人生。
常にゴシップの的になる英国王室の中で育ち、それらがどのように彼の人格形成に影響を与えたか分からないけれど、そうした辛い経験を乗り越えたからこそ、思いやりの気持ちや心の優しさ、そして強さを持ち合わせた立派な青年になったように感じられます。
イギリス国民も、きっと心から2人の幸せを願っていると思います。
チャールズ皇太子とダイアナ元妃のロイヤルウェディングのような熱狂とは違う、なにか落ち着いていてあたたかい祝福を受けている二人の姿が印象に残りました。
伝統的で美しい、とても素敵な結婚式でした。
末永くお幸せに・・

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