週末は、鎌倉の実家で娘のお節句を祝いました。
実家の和室に七段飾りのお雛様を飾ってもらい、娘も「わぁ、きれい」と、大喜び。

私が子供の頃に買ってもらったものです。
母が大切に保管してくれたので、まったく古びた感じもせず、美しい人形たち。
よく、3月3日を過ぎてもお雛様を片付けないでいるとお嫁にいけなくなると言われますが、本来は、「啓蟄(けいちつ)」(3月6日頃。冬ごもりしていた虫が地面 からはい出す頃)の晴れた日に仕舞うのがいいそうです。
また、お雛様を飾る時期は節分をすぎてから、二十四節気のうちのひとつ、立春の日(節分の翌日)または立春以降の大安、友引などお日柄の良いとされています。
今、おままごとやお人形で遊ぶのが大好きな娘にとって、お膳に配された小さなお椀や長持ちなどの雛道具は、格好のおもちゃです。
どんなに「触っちゃダメ!」といっても効果なし。
もともと雛祭りというのは、京の貴族階級の子女から始まった人形遊びが起源だと言いますから、これが本来の使い方なのかも、とあきらめ、思う存分その贅沢な遊びを楽しませることにしました。
ひとしきり遊ぶと、きちんと元の場所に戻す娘。。
いつもは、お気に入りのおもちゃでも、ほったらかしにすることが多いのに、やはり大切なものということが分かるのでしょうか。。
こうして、この子がお嫁に行くまで、毎年ちゃんとお節句をお祝いしようと思います。

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