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インテリアデザインアトリエ「MUSE DECOR(ミューズデコール)」のブログです。
 

北欧のクリスマス 「アドヴェント」

街はすっかりクリスマス気分ですね。


先日、北欧のクリスマスをテーマにしたセミナーを開催しました。
午前の部、午後の部と2回に分けて開催したのですが、どちらも満員御礼。たくさんのかたにお越しいただき、皆さん興味深く聞いてくださって、とても楽しい時間を過ごしました。



北欧はクリスマスの本場です。
フィンランドやスウェーデンの人々は、我が国こそサンタクロースの故郷だと主張し譲りません!

北欧の人々にとってクリスマスは、1年でもっとも楽しみなイベント。
その日が来るのを毎日カウントダウンして待つのです。
それが「アドヴェント」と言われる期間です。


アドヴェントは、宗教的な意味をもつ言葉で、日本語では「降臨節」と言われます。
イエスキリストの降誕を待ち望む期間なのです。

クリスマスの4週間前の日曜日から始まり、毎日カウントダウンをするのですが、その方法がいろいろあります。

まず、アドヴェントカレンダー。日めくりで1日づつ小窓を開けていくものや、数字をぬりつぶしていくものなど、いろいろな種類のカレンダーが売られています。


次によく見かけるのが、アドヴェントキャンドルです。
4本のキャンドルを立て、4週間前から毎週日曜日に1本づつ火を灯していきます。
4本すべてが灯され、キャンドルがなくなるとクリスマスがやってくるのです。
中には、1本のキャンドルに24の目盛りが入っていて、毎日少しづつ灯していくものもあります。


ホルムガード

私も愛用しているホルムガードのアドヴェントアイテム。
その年ごとに絵や柄が変わるイヤーもので、毎年買い集めるコレクターもいるほど。


中でも私のお気に入りは、アドヴェントのボトルです。

ボトル


1から24まで目盛りが入っているの、見えますか??

北欧だと、これにアクアヴィットというお酒を入れて、一目盛りづつ飲んでいきます。
24日間、毎日続け、空っぽになったら待ちに待ったクリスマスの到来です。


こんなふうに、北欧の人々はクリスマスを待ち焦がれ、準備をしながら楽しんでいます。



私も今年は娘といっしょにカウントダウンです。
サンタさんからのプレゼントを楽しみにしている娘。。
その日が来るのを、わくわくしながら待っています。






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● 千葉 聖美
千葉 聖美
インテリアデザインアトリエ「MUSE DECOR(ミューズデコール)」主宰。
ロンドンのChelsea college of Art&DesignでインテリアデザインのDiplomaを取得。
 
→MUSE DECOR(ミューズデコール)のHP