先週、盛岡に CANADIAN PARK がオープンしました。
岩手に拠点を置く住宅メーカーが、住宅展示場とオフィス、そしてレストランをつくりました。
その住宅展示場の内装デザインを担当させていただいたのですが、なんとも優雅な空間です。

優しいグリーンの、塗り壁調のクロスを選定。
ホワイトの造作材が美しく映えて清々しい空間になりました。

ダイニングキッチンとリビングはゆったりとつながっていますが、ゾーンをしっかりと区切るために、美しいコラムをシンメトリーに設置しました。
輸入住宅ならではの装飾。
同時に、床の素材も変えています。
ダイニング側には、ホワイトの光沢のある石目調のタイル。
壁にも一面に細かい柄のタイルを施して、なんともエレガントに仕上がりました。

家具はフレンチカントリー調のシャビーシックなものを選び、少し柔らかい印象に。
エイジング加工が施してあるので、もう何年も大切に使い込んできたような雰囲気が出ています。
麻の目の粗いファブリックが、その使い込んだニュアンスをさらに演出してくれました。

今回は、カーテンも、いろいろなスタイルを楽しんでいただけるよう趣向をこらしました。
セパレートカーテンにバイアステープで縁取りをしてもらうと、優しいだけではない引き締まった雰囲気になります。
同じく濃い色のパイピングを施したクッションとコーディネート。
キッチンはムースシェードでふんわりと優しい印象に。
輸入住宅に憧れる素敵な奥様たちに、たいへん気に入っていただいているようです。
東北方面にいらっしゃいましたら、ぜひ CANADIAN PARKにお立ち寄りくださいませ!!
次回はベッドルームなどご紹介します。お楽しみに。

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前回に引き続き、4月にオープンした住宅展示場をご紹介します。
いつもたいへんお世話になっているノーブルホームの
牛久展示場です。
今日は子供部屋。

2面の壁に、マグネットペイントとチョークボードペイント(黒板塗料)を塗装しています。
まず最初にマグネットペイントを下塗りしてから、チョークボードペイントを塗るのですが、きれいに仕上げたくて、チョークボードを2度塗りすると、マグネットの効きが悪くなってしまうので、難しいところです。
職人さんが、とても美しく仕上げてくださいました。
カーテンは閉じてしまうと柄が分からなくなってしまうのですが、
マリメッコのLOKKI。
モノクロの波のような模様のシックなファブリックで、子供部屋にはどうかと思ったのですが、今まで、わりと夢見心地でGIRLYな空間をつくってきましたので、少しお姉さんぶった、可愛い女の子のお部屋にしました。

雲の形をしたペンダントを2つ、つけています。フェミニンな感じも残しつつ。。。
シンプルなホワイトとホワイトオークの木目をベースに、ブラックとアクセントの赤を効果的につかってみようという試み。
けっこうサッパリとした感じ。天井に化粧梁を通したかったのですが、TOO MUCHかな、と思いとどまりました。

ウォーク・イン・クロゼット。
天井高が結構あるので、つい収納を天井まで造りたくなってしまいますが、子供の目線で、なるべく無理なく届く高さに。
すぐに大きくなってしまう子供たち。
実生活ではなかなか子供の可愛い空間づくりに力を入れることができません。
でも、成長に合わせて家具を入れ替えたり、クロスを貼り替えたり、カーテンをつくり直したりしながら、小さいころしかできない可愛いお部屋をつくってあげてほしいな、という願いをこめて、いつも子ども心に響くデザインをしています。

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前回に引き続き、4月にオープンした住宅展示場のインテリアをご紹介します。
ノーブルホームのうしく展示場です。

主寝室。 今回、この家に住む施主のイメージは、30代前半の子育て真っ最中の元気なファミリーです。
北欧のファブリックを使ったり、メッセージの入ったピローケースで個性を出したり、これまで手掛けてきた展示場と少し違う空間になりました。

主寝室のコーナーを利用した書斎スペース。
向かて右側の壁面にはアクセントに、本棚の絵が描かれた壁紙を貼りました。
ここは、お父さんのコーナーです。
ちなみに、ママのコーナーはこちら。

キッチンの横にちょっとしたコーナーを設けて、本を読んだり、パソコンで調べ物をしたり、写真の整理をしたり、、、
こんなコーナーがあったら、1日中座って好きなことしているかも。。。
主寝室に戻りますが・・・

ウォークインクロゼット。
正面のミラーにベッドが映って見えます。
小さな空間ですが、かなりの収納力があります。
次回は子供部屋をご紹介したいと思います!!

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映画「マイ・インターン」を観てきました。
〝Experience never gets old"
インテリアデザインの仕事も、経験がモノをいう職種。
若いときにぶつかって経験したことが、なぜあんなに困難に感じたのだろうと振り返る。。。
年を重ねて、少し楽に生きられるようになってきたような気がします。
映画の中で、たくさんの素敵なインテリアを観ることができました。

グレーの壁にホワイトの天井、エレガントな装飾。
赤とブルーのファブリックが効いています。

ホワイトを基調にした可愛い子供部屋。

落ち着いたベンの家。
毎日の生活を大切にしながら、前向きに生きているベンをみて、こんなふうに年を重ねたいと感じました。
肩の力が抜けた頃が、いちばん幸せなときかもしれません。

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Wendt&Kühn(ヴェント&キューン)の誕生100周年記念パーティに招待していただきました。
世界中にコレクターがいる、ドイツ生まれの可愛い木製のお人形です。

かのウォルト・ディズニーもコレクションしていたそうです。
なんとも愛らしく、顔がそれぞれ違うのは、すべて手で描かれているから。
パーティでは、数年ぶりに岡田美里さんにお会いしました。
イルムス勤務時代にお仕事でご一緒し、その後、美里さんのお嬢さんが、娘のベビーシッターをしてくれていました。
そのお嬢さんも、今は素敵な女優さんです。

美里さんは、私が尊敬するママ経営者の一人です。
これまで、たくさんの北欧プロダクトを日本に紹介し、輸入販売の会社を運営。お料理教室を主催したり、オリジナル製品のデザインをしたり、子育ての本を出版されたり、とにかく多才。
とってもクリエイティブで、北欧を愛していて、素敵なママで、バリバリの経営者なのに、ほんわか柔らかくてチャーミング。。。
女性としても魅力的だなぁ、とお会いするたび感じます。
今日はゲストスピーカーとして、ヴェント&キューンの魅力をいっぱいお話してくださいました。

私もこの小さな天使にハマりそうです。
今日のパ―ティでは、個性的な素敵な方々との出会いがいろいろありました。
国内外で活躍するデザイナーや木工職人、ドイツの大使館の方や百貨店の取締役、大手時計メーカーの企画室の方など・・・
イルムスで仕事をしていたときは、こうしたイベントも日常的でしたが、独立してからは、建築やインテリアに特化した仕事をしているので、なんとも新鮮な感覚。
子供を産んでからは、夕方以降のイベントに参加するのは難しいので、今日は数年ぶりに大人の世界を楽しみました。
お土産にいただいたヴェント&キューンのカードホルダーは、おばあちゃんと一緒にお留守番をしてくれた娘にプレゼントです。
ちょっぴり贅沢なお土産に、娘も目を輝かせていました。

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